【富山県・魚津市】空き家バンクとは?登録するメリット3選をわかりやすく解説
「相続した実家が空き家のまま…どうすればいいの?」
そんなお悩みを解決する心強い仕組みが、各自治体が設置している「空き家バンク」です。
聞きなじみのないもので、私も以前までその存在を知りませんでした。
この記事では、空き家バンクの基本と、登録で得られる3つのメリットを富山県・魚津市の情報を交えてご紹介します。
そもそも空き家バンクとは?
「空き家バンクって、聞いたことはあるけどなに?」
「空き家バンクって聞いたこともないよ…」
ご相談者様や介護施設・老人ホームの職員の方々から、よく言われることです。
空き家バンクとは、空き家を「売りたい・貸したい」所有者と「買いたい・借りたい」希望者を、自治体がマッチングする情報提供制度です。
国土交通省によると全国の約7割の自治体が設置しており、自治体を横断して検索できる「全国版空き家・空き地バンク」も運用されています。
魚津市でも「魚津市空家・空地情報バンク」が運営されています。
なぜ今、空き家バンクが重要なのか
総務省「令和5年住宅・土地統計調査」によると、全国の空き家数は約900万戸(空き家率13.8%)と過去最高を記録。
富山県でも空き家数は69,700戸。
空き家率14.7%と全国平均を上回っています。
こうした状況を受け、「空家等対策の推進に関する特別措置法」の改正法が2023年12月に施行されました。
放置された空き家への行政対応が強化され、空き家の所有者には早めの対策がこれまで以上に求められています。
空き家バンクに登録する3つのメリット
メリット1:自治体が無料で買い手・借り手を探してくれる
空き家バンクへの登録・掲載は基本的に無料です。
自治体が窓口となってマッチングを行い、全国版バンクを通じて県外の移住希望者にも物件情報が届きます。
個人で買い手を探す手間やコストを大幅に抑えられるのが大きな魅力です。
メリット2:補助金・支援制度を活用できる
空き家バンクに登録すると、自治体の補助金制度の対象になれます。
魚津市では以下のような支援があります。
- 空家リフォーム支援事業補助金:購入者のリフォーム費用を補助
- 空家家財道具等処分補助金:残置家財の処分費用の1/2を補助(上限10万円)
- 危険老朽空家の解体支援補助金:老朽空家の解体費用を補助
いずれも空き家バンクへの登録が利用条件になっているため、登録するだけで活用の選択肢が広がります。
富山県でも各市町村の支援制度一覧を公開しています。
メリット3:固定資産税増額リスクを回避できる
空き家を放置する最大のリスクは、「特定空家」や「管理不全空家」に指定されることです。
空家等対策特別措置法第2条第2項では、倒壊や衛生上の問題がある空き家を「特定空家等」と定義しています。
2023年12月の改正法では、特定空家になる前段階の「管理不全空家」制度も新設されました。
勧告を受けると、固定資産税の住宅用地特例(最大6分の1の軽減)が適用されなくなり、税負担が最大約6倍に跳ね上がる可能性があります。
空き家バンクに登録して売却・賃貸に動き出すことは、こうしたリスクを未然に防ぐ有効な手段です。
空き家バンク登録の一般的な流れ
空き家バンクへの登録は、一般的に以下のようなステップで進みます。
まず市町村の担当窓口に相談し、物件が登録可能か確認します。
次に、登録申請書と必要書類を提出し、自治体による現地調査を経て、物件情報がWebサイトに公開されます。
ただし、登録にあたっては図面の作成や、補助金申請の手続きなど、専門知識が必要になる場面もあります。
「書類の準備が大変そう」
「何から始めればいいかわからない」
という方は、行政書士に相談すると手続きがスムーズに進みます。
まとめ
空き家バンクは、無料で利用でき、買い手探し・補助金活用・リスク回避と、空き家所有者にとって三拍子そろった制度です。
富山県の空き家率は14.7%と全国平均を上回り、法改正で放置へのペナルティも強化されています。
「まだ大丈夫」と先延ばしにせず、まずは空き家バンクへの登録という第一歩を踏み出してみませんか。
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当事務所は「空き家・地域再生専門」の行政書士事務所です。
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家財処分補助金の申請サポートもあわせて対応しております.
空き家のことでお困りの方はぜひ一度ご相談ください。
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